国民年金保険料の免除申請を民間が代行可能に (2014年7月14日)
厚生労働省が、来年7月から、国民年金保険料を支払えない低所得者に代わり、民間の収納代行会社が保険料の免除申請をできるようにすることを明らかにした。免除の条件を満たしていても手続きを怠ったため未納扱いとなり、老後に年金を受給できない人を減らしたい考え。
協会けんぽが4年連続の黒字 (2014年7月14日)
全国健康保険協会(協会けんぽ)が2013年度の決算を発表し、4年連続で黒字となったことがわかった。支出の伸びが収入の伸びを上回り、黒字額は前年度比約4割減の1,866億円だった。
所定内給与が26カ月ぶりに増加 (2014年7月7日)
厚生労働省が5月の「毎月勤労統計調査」の結果を発表し、所定内給与が平均24万1,739円(前年同月比0.2%増)となり、26カ月ぶりに増加したことがわかった。残業代を含めた現金給与総額は26万9,470円(同0.8%増)で、3カ月連続で増加した。
石綿による労災認定が1万人超に (2014年7月7日)
厚生労働省は、アスベスト(石綿)が原因で中皮腫や肺がんなどになり、2013年度に労災認定を受けた人は1,085人(前年度比2人増)だったと発表した。これまでの合計は1万954人となった。
〔関連リンク〕
平成25年度石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況まとめ(速報値)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000049098.html
厚生年金未加入の中小企業約80万社を指導へ 政府方針 (2014年7月7日)
政府は来年度から、厚生年金保険に未加入の中小零細企業など約80万社(事業所)を特定し、加入させる方針を明らかにした。国税庁が持つ企業の納税情報から未加入企業を割り出し、日本年金機構が加入を促す。これに応じない場合には法的措置により強制的に加入させる考え。